top of page
執筆者の写真mana miya

10月のタロットカード

みなさま、こんにちは

神戸・芦屋☆西洋占星術師のmanaです

今日から10月

今年も残り3ヶ月となりました。

今月もこのブログを読んでくださっているみなさんへのタロットからのメッセージ、ということでカードを引いてみました。






「世界」

このカードの意味は、「完成」「成就」と言われています。

とてもいいカードなのですが、読み方は少々難しいところがあるカードです。

何をもって「成就」とするのか。「完成」とするのかってことです。

例えば、今の自分の願いが「叶う」ということだと解釈するには早計。

行きたいと思っている会社に入れる。

好きなあの人と結婚できる。

とか、そういった今自分の中にある願いがそのまま叶うよっていう意味ではないこともあるのです。

だってもしかしたらその会社に入ることがその人にとって本当にいいことかどうかわからないですし、その好きな人と結婚できるのがその人にとって今必要なこととは限らないからです。

目の前のことだけを見ている場合には、その願いが叶うことは嬉しいことかもしれないけれど、少し長い目で又は大きな視点で考えたときに、それがその人にっての「完成形」ではないってこともあり得ますよね。

だってその会社に入れなかったことで、その人はまた違った選択肢に気づいて天職に出会う可能性だってありますし、

今好きな人とうまくいかなかったことで、もっと自分に合う人と出会う未来があるのかもしれません。

だから目前の願いが叶わなくてもそれはその人にとってちっとも不幸なことではないし、それこそが「完成」に向かうために必要なことだったということもあるわけです。

だから、この「世界」のカードが言う「完成」は目先の願いが叶う。という意味での完成ではありません。

実際、念願がかなう人もいるでしょうし、思っていた結果とは違ったなって感じる人もいるでしょう。

ただ、このカードが出ているということは、もたらされた結果が今の時点でその人にとっての「完成」「完璧」な状態ということになります。

今それに対して満足であろうが、不満であろうが、その結果は

「それでいいんです」

ということです。

この結果が自分にとって「完璧」ってことです。

叶うべき願いならば叶うでしょうし、もしそうでなければ、叶わない方がその人にとってはいいことなのかも。

いずれにせよ、今の自分にとって最も良い結果、必要な結果が出る。もしくはその状態が出来上がるということですね。

今回補足として小アルカナも同時に一枚引きました。






「カップの5」

この人物はカップの中の液体がこぼれてしまって失望していますね。

思うようにいかなかったこと、がっかりすること。

そんな状態ですが、実は背後にはまだこぼれていないカップが二つ残されています。

すべてを失ったわけではないのに、失ってしまったものの方に気を取られてまだ失われていないものがあることに気づけずにいます。

先ほどの「世界」のカードに対しての解釈と通じるものがありますね。

すべてが思う通りにはいかないかもしれない。

だけどそれでいいんだってことです。

今月もたらされるものが今の自分のあるべき状態である。

だから「願い」だけに固執しないで、まずはいまの状況をまるっと受け入れていくことが大切。

足りないものに固執しないで、今あるものに目を向けることが大切。

もしかしたら今あなたは必要なものはすべて持っているのかもしれませんよってこと。

ならば、足りない、もっと得たい。もっと強化したい。

ということよりも、今の私でもすでに十分な力は持っているんだって自信を持つことも大切なのかも。

「私はもう十分備えてる。大丈夫。」

と考えて、今できることをやっていればおのずと自分にとってあるべき形に落ち着けるのではないでしょうか


うまくいっていない。と思える事も「すべてうまくいっているんだ」の一環の中でのことなのかもしれません。


10月はそんなことを頭の片隅に入れて過ごしてみてください

「10月の星占い」も更新しています。





良かったらこちらも参考にしてくださいね

10月最初の週末は良いお天気

みなさま良い休日を♪

Comments


bottom of page