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執筆者の写真mana miya

蠍座の満月。強烈。

みなさま、こんにちは

神戸・芦屋☆西洋占星術師のmanaです

 

 

明日の朝、蠍座で満月です

 

牡牛座の太陽と向かい合う蠍座の月。

そこに水瓶座の冥王星がスクエアで関わりTスクエア、というなかなか強烈な組み合わせです。

 

執着とかこだわりとか「実はずっと思ってたんだ」という感情とか、そういう深い部分に潜んでいたものが極まって噴出しそうなイメージです。

 

 

その感情が解放されて、すっきりするとか新たな展開へ向かうならポジティブですが、エゴとエゴのぶつけ合いみたいなやり取りになる可能性も無きにしも非ずですね。

 

というのも今は水星逆行中です。

しかも闘争心が強調される牡羊座の水星逆行

 

攻撃的な議論になりやすいし、言葉足らずなやり取りも起こりやすい。

逆行なので、進んだと思った話がまた振り出しに戻るようなこともあるかもしれません。

 

でも「何故もう過ぎた話を?」

 

ではなく、もう一度話し合う必要があるから戻ってるんだって考えることも必要です。

 

 

そもそも、自分が正しいと思い込んでいることとかそういうのって、他者から見たらそれあなたの思い込みよね?ってことが往々にしてあります。

 

そういっている相手の中にある「正しさ」も然り。

 

どっちが正しいとかどっちが善か、なんて答えはない。

 

 

理屈では割り切れないことをあぶりだすのが蠍座の月です。

 

ついでに蠍座の支配星である冥王星がスクエア。

 

それぞれの考えがあり都合があるから、ぶつけ合うこと自体は悪いことではないけど、「こっちが正しい!」と相手のことをねじ伏せるような支配欲が出てしまいやすいのです。

 

 そしてそれによって失われるものは大きい。

 

執着や支配欲との葛藤が今回の満月には表れています。

 

 

「絶対にこうしたい」

 

という思い自体は否定されるべきではないけれど、それを押し付けたり相手にも強要するのは違うよ。それはエゴの暴走だよ。ということもあるかもしれないのです。

 

 

そうでない解決法を見つけるために、まずは自らのエゴを一旦明け渡すようなことを迫られるタイミングになる人もいるかもしれないなと思います。

 

 

 

今、牡牛座で木星と天王星が重なっていますが、これが投げかけているのは「価値観の転換」。

 

 

何に価値を置くかは人それぞれ。

そして自分が、価値があるとかないとか計っている物差しに疑いの目を向けることも必要。

 

その物差しそろそろ違うものに変えてもいいのでは?

 

という時でもあるので、なおさら自分の価値観やこだわりにとらわれない方がいいというメッセージ性を感じます。

 

 

「こうでなければ」

「絶対こうでなければならない」

 

という思いが強すぎるのは自分も他者も窮屈にします。

 

 

でもそれを捨てるのは勇気がいる。

 

その葛藤がこの満月ですし、葛藤することだけでもそれは新たな視点を手に入れるきっかけかもしれませんね。

 

 

人間関係や仕事や家族やお金など、自分が大事に思っていることだからこそ悩ましいけれど、一番失いたくないものは何か、とシンプルに考えると余計な枝葉は自然に落ちていくのではないかなと思います。

 

 

 今日の関西はずっと雨

なんとなく気分もお天気に引っ張られてしまいがちですが、そういう時はあまり肩に力入れずにぼちぼちですね

 




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