みなさま、こんにちは
神戸・芦屋☆西洋占星術師のmanaです
今日は極寒ですね
なるべく暖かい部屋で冷えないようにしましょう、と言いたいところですが、能登地方の方はこんなに寒い時にどうされているんだろうか、と考えるととても心配です。
一日でも早く安心して過ごせる環境が整いますように、と祈るばかりです。
さて、23日の夕方に金星は射手座から山羊座に移りました
愛や豊かさを司る金星が山羊座という現実的な場所に入ると、とても地に足の着いた愛情の形、豊かさの形がクローズアップされます。
フワフワと漂うような甘い恋心が、ここでサッと現実的な視点になってじっくり相手を吟味し始める、ということもあるかもしれないし
楽しさを追求するのではなく現実的な段階へと進みたくなることもあるかもしれない。
または、豊かさという視点で考えるならば、堅実なお金の扱い方が出来る時。
この金星はこれから月末にかけて牡牛座の木星と120度で調和的な位置になります。
文字通りに読むと豊かさがもたらされる配置。
牡牛座の木星は、物質的な富に関連します。
適切な場所に適切なお金が使われるような流れになってくれるといいなと思ったりしています。
ところで木星は、昨年5月に牡牛座に入りました
今年の5月まで牡牛座を運行します。
牡牛座は先述したように物質的な富に関連する星座です。
お金、自然(大地の豊かさ)に密接に関わっています。
木星はその星座の特徴を拡大させますから。昨年5月からは特にそれらのことがクローズアップされています。
経済の面で言えば、2024年から新NISA開始ということで、投資に関する話題は過熱してますよね。
あまりにもみんながその話をしているので(私もだけど)、ちょっとその空気にも危機感というか違和感を感じていますが・・・
大丈夫かなって思ったり。
金融リテラシーが浅いと安易に流行りに乗っかるのも危ない。
この機会に勉強している人も多いので、それはいいことですよね
物価高とかインフレとかこれまでと違った変化もありますので、経済に関する話題がいつも以上に市民レベルで語られるようになったなと思います。
牡牛座は大地に関連しますから、食や環境に関することにもさらに注目が集まっています。
牡牛座には2018年から「変革」を司る天王星が滞在していることもあって、牡牛座の分野に対する新しい流れもどんどん起こっている中での木星の牡牛座入りなんですね。
例えば、近年でいかにも牡牛座の天王星らしい出来事といえば、キャッシュレス化が進んだこと。
(そういえば仮想通貨が話題になったのも2018年頃で、貨幣に関する考え方が変わった時と言えます。)
コロナ禍で加速した豊かさに対する意識の変化。
住環境やライフスタイルを変えた人も多いですしね。
豊かな生活というものがお金だけでは計れないものだ、という考え方も以前より広がりました。
環境問題に対する関心も高まりましたし、食に関するテクノロジーの進化も目覚ましい。
ざっくり言うと、お金や物質的な豊かさに対する意識の変化や、食文化の変革がグッと進んだのかここ5、6年くらいなのですが、そこにきて木星も牡牛座に入ったことでそれがより加速し注目されているってことです。
なので、ここ最近の投資熱はいかにも牡牛座木星らしいです
だからと言って、世の中がまた過去のように拝金主義的な空気になるかと言ったらそれは恐らくないと思います(いつの時代もそういう人もいるでしょうが)。
というのも今は魚座に土星があります。
魚座は物質的な世界とは一番遠い星座です。そういったものを超越したところにある星座です。
他者と境界線をもたない星座です。
「救済」などとも表現されるこの場所に「義務」の土星があるのです。
豊かな人もそうでない人も、どんな人にも救いがもたらされる世界を目指そうとする魚座に土星がある今は、豊かさが誰か特定の人たちだけのものにならないようにというメッセージも強いのではないかなと思います。
それがどこまで世の中に浸透し届くのかはわかりませんが・・・
なんか真逆のことがいっぱい起きてますから
しかし冥王星も物質的な意味を持つ「地」の星座である山羊座を去っています。
物質的な豊かさに依存する時代は終わっていくことを考えると、やはり新しい「豊かさ」の形を探しているのが今だということになりますね。
ちなみに、牡牛座の木星と天王星は今年4/21にコンジャンクション(同じ場所で重なること)をします。
このタイミングは特に、経済に関することや環境に関することなどに大きなターニングポイントとなる可能性があるなと思います。
多くの人の価値観がガラッと変わるような時期になるのではないかと思います。
どういう変化が起ころうとも右往左往せずにいられるよう、ちょっと地に足をつけてシビアな視点で慎重に、という姿勢を金星が山羊座にいる今のうちに確認しておくといいと思います
また、5月に木星が牡牛座を去っても、まだ2026年春までは天王星が牡牛座に留まります。
牡牛座の世界の変革はそれまで続きます。
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