みなさま、こんにちは
神戸・芦屋☆西洋占星術師のmanaです
連日、子宮筋腫の手術の話題が続いてしまってごめんなさい
忘れないうちに記録しておこうと思いまして
前回の記事では、子宮筋腫の発覚から手術に至るまでを書きましたが、ここで占星術師としては今回の一連の出来事が星回り的にどうだったのかも書いておきたいと思います。
時系列的な流れは前回の記事をご覧ください。
こちら↓
ホロスコープに詳しくない方にはちょっと難しい内容になるかもしれませんが、概要だけでも伝われば
そもそも今年の春、前回の記事にも書いたように「これは病院に行かなければ」と最初に腰を上げたタイミングは、ちょうど約3年ぶりの土星の移動の時でした。
魚座に土星が入ったのは今年の3月です。
ホロスコープでは、その人のネータルチャート(出生時間や出生地なども計算に入れて出す出生図)の何を表す部分に、現在運行中の星がどう影響しているかを観ます。
魚座に入った土星は、私のチャートのDSCと呼ばれる部分に差し掛かろうとしていました。
DSCはホロスコープでは「パートナー」を表す場所であり、そこに「制限」や「現実化」を司る土星が影響するということは、人間関係を制限する、要は大事な人間関係をを絞り込んでいくことになるので、付き合う人が淘汰されていくことが多いんですね。
なので、この時期は人間関係のことはきちんと考えていかなきゃいけないだろうな、とは予測していました。
しかし、土星がDSCにかかってくるということはそういったことだけではないのです。
DSCは、ホロスコープの肉体を表すASCという部分と向かい合っています。
ということは、DSCに重なった土星は、同時にASCに180度で向かい合ったともいえるんですね。
なので、土星の制限によって「肉体のメンテナンス」を余儀なくされる時ともいえるわけです。
実際、「もうさすがになんとかしないとやばいかも。しんどすぎる。」と感じたのがこのタイミングでした。
しかし、占星術をやっている私としては、DSCに土星が来るタイミングはずっと前からわかっていたわけで・・・
それならもっと早く手を打てばよかったでしょってことになります
土星が魚座に入る前、水瓶座を運行していた約3年間は、私のチャート上では6ハウスに土星がいました。
6ハウスは「健康」を表す場所なので、日々の生活習慣や健康管理をしっかりしなければならない期間。
なので、2021年から2022年くらいの時期は、すでに体調不良も多かったことから結構気を付けていたんですよね。
漢方も飲んでいました。
漢方の先生にも貧血は指摘されたことがありますし、婦人科系に効くお薬も飲んでいたんですが、結局たいして良くならなかったんです。
2023年の3月には土星がDSCに来る(ASCに180度になる)、ということも考えて何とかしなきゃなと思ってはいたんですが、
2022年は別件でとても大変な時でもあったので、ちょっとそれどころではなかったですし、それによって精神的に疲弊していたので、それが解消すれば体調も戻るかな、なんて考えていました。
しかし問題が解決して2023年の年が明けても良くならない。
そしてどこかでそんな甘くないともわかっていました(笑)
婦人科系の疾患だろうなって気づいてはいたんです。
ただ
「病気が見つかったら怖い治療しなきゃいけなくなる・・・いやだなんとか漢方治療で逃げ切れないものか」
と考えて婦人科に行けなかったのですいちばんあかんパターン。
そうこうしているうちに土星が例の場所へ。
腹をくくって病院に、と思った私ですが往生際悪く、別の「漢方内科医」のところに行きました。
そこで「これは婦人科も調べた方がいい」となったら諦めて婦人科に行こうと考えたのです。
アホすぎてほんとにお恥ずかしい
しかし、ここでの診断が「貧血」というだけでそれ以上はわからない。
「婦人科系も調べてもらった方がいいでしょうか」
と聞いてもその先生は「漢方飲んでりゃ問題ないだろう」と。
そこで若干疑いの気持ちも芽生えたものの、行かなくて済むなら行きたくない、という心が勝ったんですね。
とはいえ、6月の半ばには魚座を運行していた土星が逆行を開始。
戻ることで、一旦通り過ぎた私のDSCの付近をまだしばらくウロウロし続けることになります。
一方で牡牛座の木星は私のASC(肉体を表す部分)に対して120度の調和的角度を取り、体のことをやんわりと応援しています。
その頃やっと「このまま漢方医のところに通っていてもだめだ」と気付かされます。
土星の逆行は、「いったん止まって再検討」なので、このまま進めずに治療方針を考えなおそう、となりました。
そして前回の記事で書いたように、観念して婦人科に行き、手術が決まってしまったわけです。
6月にASCに120度になった木星は、その後どんどん前に進みましたが、9/4から逆行に転じました。
ちょうど手術のことが決まった時期です。
こちらも「戻って肉体のことに向き合い直し」を迫り始めたのですね。
ついでに言うと、筋腫が見つかったのは8/31。
ちょうど魚座満月の日
奇しくも私のDSCの真上でこの満月と土星が重なりました。
満月は隠れていたものが引っ張り出されます。
まさに肉体の問題が表面化したわけです
というわけで9.10月は手術のための準備。
手術日は10/27に決まりました。
実はこれはホロスコープ的にはまったくお勧めできないような日程でした。
鑑定で手術日のご相談を受けることも多いのですが、それだったら「避けた方がいいかな」っていうような日程です(笑)
でもそこを逃すと結構先まで空いていなかったんですね。
心配ではあったけれど早く終わらせたい気持ちが勝って、もう強行することにしました
実際どうだったかはまた今度改めて書きたいと思います
しかし、その手術後29日の早朝は牡牛座での部分月食でした
この牡牛座の月が私のASCにジャスト誤差がない120度
月食のようなパワフルなタイミングで且つASCに120度で、しかもこの月は牡牛座の木星と接近していました。
これは良い暗示だから、術後私の身体がここでリセットされるはず、と希望を感じたのです。
そして逆行していた土星は11/4に逆行を終えて、再び前を向きました。
これから戻った分を取り戻しに前進して、年末年始の頃にまた私のDSCを再度通過します。
同時に12/31には逆行している木星も順行に転じ、もう一度私のASCに120度。
この土星と木星の最後の接触によって、私の肉体メンテナンスが完了になるということですね。
今年の春から何度も働きかけられつつ、方向を誤っていたら修正を促されつつ、年末の最終ヒットの頃に術後の身体もかなり回復して、ひとまずメンテナンスが終了ってことになると思います。
その後もまだ油断できない星回りは続きますので、気を抜かずに管理していかなければいけませんけどね
そして深掘りすればまだ今年の健康に関する暗示はいくらでも出てくるのですが、ややこしくなっちゃうのでこのくらいにしておきます
レッスン生さんで気になる方は、またレッスンの時に聞いてもらえれば
さらに、そもそものネータルチャートに暗示されている持って生まれた健康運からの考察ももちろん大切なので、そのあたりのことも機会があれば書きたいと思います。
あとは手術日の選定についても身をもって体験した結果をふまえてまた書きますね
というわけで、かなり一部分ですが、今回の手術に至るまでの星回りについて書いてみました。
予測できたのなら回避できただろう、と思われる方もいらっしゃると思います。
確かにそういう部分もあるかも。
私もお客様の鑑定ならもっと現実的なアドバイスをしていますし。
すべては怖がりで優柔不断、追い込まれるまで動けないという性格のせいかな
医者の不養生ならぬ占星術師の不養生です。
しかし
「もう少し早く受診していれば回避できましたか?」
という私の質問に関して最初に筋腫を発見したクリニックの先生は、
「どうかな?大きく育ったからというよりも、出来た場所が悪いから症状がきつくて手術が必要になってる感じだから」
というようなことをおっしゃっていました。
実際、筋腫自体は大きくなかったので、摘出した子宮も100グラムちょっとでした。
だから何がベストだったのか、そのあたりのことはよくわかりません。
結局はなるようにしてこのタイミングになった気がします。
「身体のメンテナンスに良い時期ですね」
と言ってくださった生徒さんもいらっしゃったのですが、「良い時期」とするなら占星術的にはもう少し早い時期にベストな時はいくつかありました。
どっちかというと、「良い」「悪い」ではなく、
「自分の身体に向き合わざるを得なくなる時期」
「ごまかしがきかなくなる時期」
だったということですね。
やるしかなかったというか。
だから子宮全摘という思い切った判断に踏み切れた気もします。
もう少し早い時期だと、追い込まれてない分、中途半端な治療しか選べなかった気がしますし、実際怖がって病院行かずに漢方飲んでたわけで
ちなみに漢方を否定する気はありません。
健康増進や予防には効果があるのかなって思っています。
でも進んでしまった病気には効かないこともあるのかもしれませんね。
私は怖がりなので、外科的なことをしない東洋医学に頼りたいタイプだっただけです
いずれにせよ、こういった体験も今後の鑑定に活かせますので良しとします
めっちゃ長くなってしまいスミマセン。
最後まで読んでいただきありがとうございます
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