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執筆者の写真mana miya

エンタメとしての占い☆

更新日:2022年9月3日

みなさま、こんにちは

神戸・芦屋☆西洋占星術師のmanaです



最近、ルノルマンカードを久しぶりに手に取ったりしています。

ご存知ない方もいると思うので簡単に説明すると、タロットカードとはまた違った36枚の絵札で構成された小ぶりのカード占いです。





数年前に少し勉強したことがあるのですが、鑑定メニューに加えるほどにははまらなかったので、時々気が向いたときにプライベートで占って遊んでたって感じ




タロットカードは、カードの意味を知るのに多少は宗教的背景や文化的歴史を知る必要があるし、絵柄の象徴的意味をしっかり読み取ってリーディングしていくテクニックやイメージを膨らませる想像力も必要です。



でも、ルノルマンはその点もっと簡潔で直接的なカードなので、ほんとに気楽に占いを楽しめるもの、といった印象です。



遊び感覚でもそれなりに占えてしまうのがいいところですね




例えば、「金運」について知りたいなって思ったら、並べたカード36枚の中から「魚」のカードを探します。



「魚」はルノルマンカードでは「お金」を表すカード。

その「魚」のカードにもし「棺」のカードが隣接していたら、「棺」は「死」などを表すカードなので、「死」によってもたらされる「お金」ってことで「遺産」と読むことが出来るのです。



そんな風に隣り合ったカードの意味を掛け合わせて連想していくので、ちょっと連想ゲームのような感覚で占えてしまうんですね



カードの深い意味とかそういうことを知らなくても、絵を見ればわかる。



逆に複雑なことや、深いことまでを占うのは不向きな印象がありますが、そこはタロットにおまかせして。



ルノルマンにはルノルマンの楽しみ方があるなって思います




占いって、すごく悩んでいる時にわらをもつかむ思いでヒントを求めてすることもありますが、

そこまで深刻にはならずに娯楽として楽しめる側面もありますよね。




初詣でおみくじを引く時って、そういう感じじゃないですか



なんか当たってたら単純にテンション上がったりしますし




難しく考えないで肩の力を抜いてやるととても楽しいし、話のネタにもなったりね。



そういう娯楽的なエンタメとしての楽しさが占いの魅力でもあります




少し前に、以前から鑑定に来てくださってるお客様が初めて中学生のお嬢さんを連れてきてくださったんですが、

占いに興味があるそうでいろいろ質問してくれるので、ホロスコープを見ながらあれこれお話していて



途中、タロットカードを私が並べている時に小さな声で



「楽しい・・・」



って彼女がつぶやいたんですよね。

それが私にもなんだかとっても新鮮で嬉しくて



「そうそう、楽しいよね、こういうの」


って思いました。



もちろん大人は真剣にご相談に来られる方がほとんどだと思いますし、私もそのつもりで鑑定するんですけれど、それでもやっぱりどこかエンタメ的な要素ってあると思うんです。



私が考えてたこと、そのままタロットで出てる


とか


今の状況がホロスコープとぴったりだ



とか、結果のいい悪いは別にして、そういうのがあるとやっぱりなんだか不思議だし面白いですよね




日常とは違う、ほんの少しだけどエキサイティングな体験をすることで気分が変わったり、ちょっと前向きになれたりすることもきっとあると思いますし。




私は正直普通の平凡な人間なので、自分が悩んでいる人を救えるとか、導くとか、そんなことができるとは考えていません。




でも、占いってやっぱり単純に楽しいし、それをすることによってちょっと気分が変わったり、自分では気づいてなかったポジティブなことに気づけたり、自分の現在地を知って先のことが楽しみになれたりするから



そういうことが、自分一人で楽しむだけじゃなくていろんな人と共有出来たら楽しいなぁって思いながら鑑定や講座を続けています。




ここ数日は夜な夜なひとりでカードを並べて楽しんでいましたが(笑)




ルノルマンも、今のところ鑑定ではたぶんしないんだけど、お友達が来た時とかにお遊び気分でやろうかな


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